エンジニアは、フリーランスを始めることで自由を獲得できるといわれています。

その魅力に駆られて、独立するエンジニアも多いですが、本当に自由になれるのでしょうか。

会社で働いているときとは異なり、雇用契約や就業規則などに縛られることがなくなるのは確かです。

しかし、働かなければ収入がなくなってしまうため、自分なりに働く仕組みを作ることが必要になります。

また、それによって自由を失ってしまわないようにするための工夫も必要でしょう。

一般的に、フリーランスを始めて自由を得たと実感できるまでには、準備しておくことが2つあるといわれています。

一つは、自分が自由を感じられる範囲で、自分なりに働く習慣を作れるようにルールを定めることです。

人はだらけ始めてしまうと、徹底的に怠惰になってしまう傾向があります。

仕事を辞めて独立してからも働き続けられるように、業務ルールを作りましょう。

仕事をする時間を決めたり、一日にこなす業務量の目安を作ったり、月間の収入額を定めたりする方法があります。

もう一つは、業務量を減らす工夫をすることです。

ある程度は仕事をしないと収入に困りますが、余計なことをしない方が自由が大きくなるのは確かでしょう。

例えば、税務は税理士に委託してやってもらい、簡単な作業は家族やアルバイトにしてもらう方法があります。

自分しかできないことは担当し、そのほかを他人に任せるのは効率的な方法なので検討してみましょう。